小さい頃
ありを踏んでしまった
ありさんごめんねって
何度も言った
小さな命を奪ってごめんね…
大人になった今
ありを見なくなった
立ち止まることがなくなったから
小さな命の存在を誰も知らないかのように
足早に歩いてく
ちょっとでいい
ほんのちょっとでもいいから
立ち止まってみて
あの頃のように