飼い犬に恋をした~始まりはいつも雨~



─ハァハァ…


土砂降りの中全力で走った。


濡れることなんて何も気にせず


壱だけのことを考えてひたすら走った。



すると、小さく人の姿が遠くに見えた。




「壱!!」