飼い犬に恋をした~始まりはいつも雨~



「俺が愛華を守らなくて誰が守るんだってな。ごめんな」


「ううん…いいの。これからは前みたいに話してくれるの?」



「もちろんだ」



「よかった…」



「あ!あと、傘ありがとう」



「え?それ、俺じゃないよ?」