飼い犬に恋をした~始まりはいつも雨~



部屋にはトロフィーだったりメダルだったり


様々と飾られていた。



─ガチャ



「お待たせしました!麦茶飲めますか?」


「うん。ありがとう」



「あ、その写真とかトロフィーですか?」



「サッカー?」



「いや、駅伝です」


「え?」



「それより先輩これ…」


壱は私に袋を渡した。



中に入っていた物を見ると



「え!これ…」