「ねえ、私のどこが好きなの…?」 私がずっと聞いてみたかったことを 恐る恐る聞いてみた。 「そりゃ…全部です」 「いや、でも最初に告白されたときしゃべった時もなかったし…私こんな牙むけてんのに…」 「ちょっと…来てください」 壱が私の手を引っ張った。 「え?どこ行くの?」 「俺の家です」 「はい?」 「とりあえず来てくださいっ」 そう言われて私は壱の家に。