また君と恋をして

バスはクラスごとらしいが....


佐田稜雅の横で2時間は辛い!


とりあえず、黙って外見てよう...

そう思い

外を眺めていると



「なぁ、相沢だけっ?」

突然、声をかけられびっくりする

「相沢だけど何か....?」


「喉いてぇから雨持ってねぇ?」

「風邪でもひいてるんじゃないの?」

「ちげーよ。ここ最近風邪でもないのに
異常に喉たげいたくなんだよ」


ゴソゴソとリュックを探ると


「あ、あった!」


「ジャーンッあったよのど飴!」


はい。っと言い佐田稜雅の手のひらに飴を乗せると


「サンキュッ」

そういいふわっと笑った。

ドキッッ


こいつ、こんな風に笑うんだ。


少し胸が高鳴った。


コロッと口に飴を入れ口の中で転がす

佐田稜雅はあまりにも似合わなくて


思わず吹き出してしまった。