でも、そんな道はないんだ_
なら・・・なら。
「も~う襲うぞ襲います~反撃反撃避けられない~・・・」
「翔。いつも・・・ありがとうね。」
優しく、手のひらにキス。
「おお。何言ってんだ。男なんだからよ。なめてんじゃなぇぞ。」
翔。。テレてる。。決めた。
「翔。最後にお願いがあるの。」
「なんだ?」
「翔。生きて。」
好きな人のためなら手段は一つ。
「何言ってんださっきから。あたりめーだろ?」
「ありがとう。また明日ね。」
そういって私は、翔を突き飛ばした。
「お前!?何してんだ!お前が死んじゃ、意味ねーよ!」
ごめんね。翔。いつも・・・ありがとう
「反撃反撃逃げられない。あの子にあの子に反撃を~神様からの罰として~あなたの体をちぎります~」
「バイバイ。翔。私も翔のこと。アギャヴヴヴ」
「ああ。瑳恵。瑳恵ー!」
「しょ・・・ぅ・・にっにげ・・って。」
「ああ。瑳恵。。ごめんな・・・」
「おいしいおいしいこの血~をも~う一度食べたいな~あ~と一人残ってる~かくれんぼする人隠れましょ~・・・」
ああ。終わったな。そんな考えていると私はもう飲み込まれていた。