「さむい」
あまりの寒さに私は目が覚めた。 ここは、、学校?
「瑠亜?それに由衣。敬介、雄太、翔まで。皆。どうしたの?」
なぜ?皆ここに?
「しっうちらも、よくわかんないけど、声がするの!」
声?私のこと?
「・・もういいかーい」
ホントだ・・
「もういいかーい」
なんなの?
「はやくしないとおしおきよ~私を待たせた罰としてあなたの体をもらいます~なんでなーんで気づかない?それは私が見えないの~?もうあなたの後ろには~」
切れた?聞こえないけど・・
「ねぇ。」
ん?瑠亜かな?
ふと振り返ると
「見つけた・・・」
「きゃぁぁぁぁぁぁー!」
叫んでしまった。
痛い!体中が、切り抜かれる痛さに私は、気を失ってしまう。ところだったのだが、
「もう!やめてよ!!痛いじゃない!」
私がそう叫んだとき。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
瑠亜の悲鳴が
「にっ逃げて!早く!皆!」
逃げる?バカな。瑠美をおいて逃げるなんて。
「でっできないよ!おいてくなんて!」
無理。無理無理無理。
「早く!じゃないと皆が!あ!がはっヴヴヴ」
あっ瑠亜が!
飲み込まれちゃった。
「つ~ぎはだ~れを襲います?あの子をあの人襲います~あ~と10秒で襲います かくれてかくれて 急ぎましょ~。」
隠れなきゃ!
「皆!バラバラに逃げるよ!」
私は必死に叫んだ。
「嫌だよー!瑳恵!一緒に逃げようよぉ!」
由衣。。私も一緒がいい。でも。でもー
「由衣!そんなこと言ってる場合じゃないよ!急ごう!今日だけ一緒にーー」
「もういいかーい」
あっもう無理だ。ごめんね由衣。
「由衣!私は囮になるから、男子と逃げて!」
これしかない。ここで皆、死んだら、、瑠美の死が!無駄に。。
「ごめんね!由衣!戻ってくるから!待ってて。」
「嫌!嫌だよぉ。」
なんでなんでー
「最後くらい、ちゃんとしてよ。。。アギッ」
「見つけた見つけた次の子を。この子も飲み込む飲んでやる~」
あっまただ。。もう諦める

私に次の日は訪れるのかな?
瑠亜みたいに飲み込まれていく私。。
由衣。頑張ってね_
男子も、、支えてあげてね。。

そんなことを祈っていると、、

ゴクンッ

私は飲み込まれてしまった。