「おう!友達2人目〜♪」

そう言う櫻井君は嬉しそうだ


「中園と知り合いなら、席は中園の隣な」

そう言って先生は櫻井君をあたしの隣の席へと促した


「改めてよろしくな、中園」

「うんっ!こちらこそ!」

「俺もよろしく!俺は泊奏な!」

「よろしく泊!」

「いや、奏でいいよ
そのかわり優太って呼ぶからな!」

「ああ、中園も花蓮って呼んでいいか?」

「あっうん!もちろん!」

これからは優太って呼ばなきゃだね



「てかさ、このクラス可愛い子多いだろ?」

そう言ってこちらを横目で見る奏


なによ?どうせあたしだけ可愛いくないとか思ってんでしょ

…ムカつく


「それ思った!さっきびびったし笑」

「だろー?笑」


んで、ちら見してくる奏
…こんな奴叱られてしまえ


「おい、泊うるさいぞー」

「えっ⁉︎俺だけ⁉︎」


奏が聞いたのに先生まさかのスルー
それにまたクラスで大爆笑


先生ナイスっ!