一目惚れ

私久保田瑞希は中学2年生になった!明るくてマイペースなごく普通の女子
だ不安な学校生活!正直あんまり楽しくない 彼氏いない歴7ヶ月。
最高で長くもったのは2ヶ月くらい

「おはよ〜!」

親友の彩香!私達は幼なじみで小さい頃からいつも一緒!彩香には何でも話せる

「瑞希ー!おーい!」

「おーごめん。彩香」

「どうした?いつもの元気は!」

笑いながら私に聞いてくる。実は風邪気味で。
朝少し熱があったんだ

「ごめん。朝熱があったんだよね〜」
 
「マジ?大丈夫?まさか最近彼氏できないから
落ち着かないとか?(笑)」

「あ!言ったな〜」

「逃げろ〜」

彩香を追いかけた。やばっ!前に人がよけないと。けどダメとまらない。危ない

バタンっ!!

誰かとぶつかる音。やっぱりぶつかったか。

「すいません。」

「俺は大丈夫だよ。君怪我ない?」

何この人かっこいい。てか中2では見かけない顔。一年生かな?やばっ。そんな事より

「あっ私は大丈夫です!本当にごめんなさい」

「ははっ(笑)声でかいな(笑)きよつけてな!」

彼は笑顔を見せるとそのまま歩いていってしまった。

「何年生の人で名前なんて言うんだろ。」

私はびっくりしていて聞くのを忘れていた

「瑞希ー遅いよもう授業始まるよ!先行くね」

「ちょっ…」

私が、待ってという前に彩香は行ってしまった

キーンコーンカーンコーン

「あーやば!」

教室に入ってギリギリセーフ。のはずがない

「久保田(怒)遅いぞ!」

「すいませーん。」

先生に怒られながらも授業を終えて。
なんだかんだで、もぉお昼の時間になっていました。

「今日はお昼食べないで屋上の階段のとこで本 でもよーむか!」

階段を上がって行くと男の子が一人座っている

「あの〜。」

恐る恐る話かけてみると。

「あっ朝の声デカい子だー(笑)」

あー朝のあの人かすっかり忘れてた

「あの時はどうもすいませんでした。
ここで何してるの?」

「あんまお腹へってなくてさーぼり!」

笑いながら話す彼。

ドキっ…///

え。今ドキってしたよね。なんで。

「君は?ここで何してるの?」

「同じだよ!」

私も笑顔で返す!

「名前なんていうの?」

「久保田瑞希だよ!瑞希って呼んで」

「俺はれん!れんでいいよ」

れん君か。何年生だろ。

「何年生なの?」

「俺は中3!」

うわ。マジ。先輩かー。なんか少し残念だ。

「私、中2だよ!れん君先輩だ!」

「君つけなくていいよ!」

笑いながら話してくれる。君の笑顔は太陽みたいに眩しいよ

キーンコーンカーンコーン

「あーやべぇ。給食終わりだ!またな!
瑞希ちゃん!」

今瑞希ちゃん。って呼んだよね。なんだろう。胸があつい。この気持ちって。

その日から私は彼に、一目惚れしました

ファーストキス

彼に一目惚れしてから一週間がたった。
今日は日曜日だから家でゴロゴロ
あれから、彼には全然会わなくなった。

「やっぱり。ダメなのかな。」

諦めていた

次の日

「瑞希ーおはよ!」

「彩香!おはよ〜」

「おっ、元気いいね彼氏できたの?」

「実は…。」

彩香に一目惚れを話すこと20分

「瑞希マジ?れん先輩って中3でモテモテの
先輩だよ!」

「あの性格ならもてるわな。」

「ライバル多いけど頑張れー!ファイト!」

「うん!」

キーンコーンカーンコーン

そこで授業のチャイムがなり話は終わった

今日の給食もれん先輩に会えると思って屋上に続く階段をのぼった

「あ!やっぱりれん先輩いた!」

「よっ!いきなりなんだけどさ彼氏いんの?」

「彼氏はいないです!わかれました!」

「なら…キスもまだ?したことない?」

「はい…」

そうだ。私はキスもしたことなかったんだ。

「れん先輩はあるの?」

「俺もないよっ!」

いたずらっぽく答える先輩。なんか可愛い…

「うわーださいー(笑)」

「なんだとー」

その時先輩に、腕を捕まれ引き寄せられて。

「そんな事言ってるとキスしちゃうよ?」

れん先輩の目は真剣だった。

「えっ…そ、それは。」

「ははっ(笑)ばーか!しないよ!」

先輩のいじわるっ!からかわれた

「もぉー先輩のいじわるっ!」

私は、少しすねた顔。

「よしよし!(笑)またな!」

れん先輩は私の頭をポンポンとすると階段を降りていってしまった

「期待。させないでよ。」

帰り道にれん先輩がいた。

「先輩…」

声をかけようとした瞬間。

「れん!帰るよー早くー!」

「まてよーみさき」

違う女の子の声で私がれん先輩を呼んだ声は消された。

その夜は眠れなかった。明日は学校でマラソンだから早く寝ないとダメなのに。

その日の夜はいつもより寂しい気がした。

次の日になって真夏のように暑い。まだ春なのにもぉ夏がくるみたいに

学校につくと彩香とこないだ仲良しになった、るかちゃんと、りこちゃんがたっていた。

「おはよー今日頭いたい。」

「大丈夫?休んだら?」

優しいるかちゃん!

「私が元気パワーあげる!」

いつも元気なりこちゃん!

「おんぶする?(笑)」

面白い彩香!

「大丈夫だよ!もぉ少しでマラソンだ!いこ」

私達はマラソンのスタート位置にたった。

バンっ!

スタートの合図と共にいっせいに皆が走りはじめる。私は毎年一位!スポーツは得意!
だから今年も一位をとりたい!そう決めてこの日を楽しみにしてきた!けどやっぱり頭がいたい。まぁ大丈夫だろう

あと1キロ飛ばしてくぞー!そう思っていたらめまいがした。

バタっ

気づいたら保健室にいた

「あれっマラソンは。」

「おっ大丈夫か?」

「れん先輩なんで?」

「いや俺途中こけてさ。手当にしきたら瑞希ちゃんがいて、先生がマラソン終わるまで見ててくれって。」

えっ。私何位なの。

「先輩。私何位。」

「…」

なんで。何で先輩黙るの。

「最初は一位だった。けど倒れたからゴールはしてない。だからビリだ。」

自然に溢れてくる涙。今まで連発で努力してきたのに。なんで。なんでよ涙

「…涙」

「けど、頑張ったじゃん。来年は…」

「そんな、簡単じゃないよ!!」

保健室に響きわたる私の大きな声。

「ごめんなさい。」

謝った時れん先輩に抱きしめられた。

「れん…」

れん先輩と言う前にれん先輩の唇と私の唇が重なった

「んっ…」

「あっごめんな。俺もう行くわ。じゃあな」

ガちゃん。

ドアの閉まるおと。私はれん先輩とのキスを忘れることができなかった。

ねぇ先輩。なんであの時キスしたの。
私のファーストキスはれん先輩だった。

ライバル

「るかちゃんおはよー」

「瑞希ちゃんおはよー!」

「あれ?彩香とりこちゃんは?」

「学校さぼりでデート(笑)彼氏できたらしい」

みんなが、遠くなっていくな。

「瑞希ちゃんごめん!今から彼氏と授業サボってくる!またね」

「またね。」

だんだん時間がすぎてもぉ帰りの時間か。
教室は放課後教室にいよっと。

「瑞希!」

私を呼ぶ声。だれ。れん先輩ではない。

「たくやと、たくみか。」

「なに泣いてんの?」

えと。私泣いてるんだ。

「泣いてないから。」

「泣いてんじゃん。たくみ。先行ってろ」

「おう」

たくみは行ってしまった。

「瑞希。なんかあった?」

「私。なんか、怖いよ涙なんか怖いの。涙」

次々と溢れ出す涙。

「泣くなよ。ばーか。」

たくやに抱きしめられた。

「たくや?涙」

「俺お前が好きだよ。俺のそばにいろよ。」

「ごめん涙たくや。私好きな人いるの涙」

「わかってるよ。れん先輩だろ。」

正直。この恋は叶わないかもしれない。
けど諦めたくないんだ。

「ごめん。けどありがとう。」

「おう。またな!」

たくやは行ってしまった。あいつは本当は中1の時の元彼。けど。たくや。ありがとう。

静まり返った教室。その時。

繋がった想い

静まり返った教室。その時…

「瑞希ちゃん?」

「れん先輩。涙」

もぉ先輩に想い伝えなきゃ。

「先輩。私先輩が大好き涙初めてあったあの日から好きだったの。叶わないかもしれないけど想いは伝えたかった。だから…」

続きを言おうとした瞬間。抱きしられた。

「ばーか。俺も好きだった。なかなか言えなかった。お前はだれを見てんのかわかんなくて歳も違うから。けどお前しかだめだ。」

「れん先輩。涙」

「瑞希。愛してる」

「れん。」

初めてれんと呼んだ。
その瞬間。先輩の唇と私の唇が重なった。

やっと想いが繋がったんだ。

好きの意味

「おはよ!瑞希!」

「おはよ!れん!」

こうやって毎日会うんだ!

「ちょっといいかな?」

みさき先輩に呼ばれた私。
体育館裏に行くと女子先輩が5人ほどいた。

「あんたさ、後輩のくせに生意気なんだよ!」

「そーだよお前みたいな女れんには合わない」

「れんの前から消えないとれんがどうなっても私達は知らないからね。」

そーいった後先輩達は行ってしまった。
れんの前から消えないと。れんが危ない。

「瑞希?いこ!」

「むり。」

私はれんにそう言うと走って教室にいった。

それから2時間。廊下にれんがいた。

「瑞希?」

逃げようとした私の手をれんは掴んだ。

「何でさけんだよ!!嫌いなのかよ。」

「もぉ嫌い。大嫌いだよ。」

そう言うと走って逃げた。恋はこんなにも辛いなんて好きってなんなんだろ。

「瑞希!!」

「なに。」

れんに、とめられた。

「俺はお前が好きだ。絶対にはなしたくない。てか離さねーよ。みさきだろ?ごめんな。もう大丈夫だよ。怖い思いさせてごめんな。」

「れん。怖かったよー。」

抱きついた。私好きの意味がわかったよ。

どんな時も離さない。そして愛し続けること

「言いたいことある。おれさ、明日引っ越すンだ。ここからすげー遠いとこ。親の転勤でさ。
今まで黙っててごめんな。」

「え。やだよ。」

泣く私。何で神様はこんなにいじわるなの。

「必ずお前が卒業するときには戻ってくる。
それまで待っててくれ。離れていても見てる空は同じだろ?」

「うん。私毎日頑張る。必ず戻ってきて、くれるまで。だかられんも頑張って。」

また私達の唇は重なった。れん愛してるよ。

君の近くに

れんが引越して2年がたつ。中3になった私達今日は卒業式なんだ。もぉ終わって私は今れんとの思い出の場所、屋上に続く階段にきた。

「れん。」

私は泣いた。もぉこない。涙

「なに泣いてんだよ」

少し低い声。顔をあげると。

「れん。」

「待たせてごめんな。お前高校生だな。お前K高だよな?行く高校!これ見ろ!」

前に出された紙。そこには…

れん。K高校進学 合格

れんは、私と同じ高校にしたらしい

「もぉ大好き」

飛びついた。れんありがとう。

「これからはずっと一緒だ」

少し微笑むれん。

私達は唇を重ねた。私達は今誓った。

君を永遠愛することを

~END~