「そう!!今、温めるね!!」 「んや。温めなくていい。後でユズを食べるから。」 はい? 「数時間後のお楽しみだよ。」 ニヤリと笑うアズサ。 こいつ…絶対性格変わった!! この数日で、数時間で変わった!! 「ほら、立って。」 手を引っ張られ勢いでアズサに抱きつく形となる。 「もう一度…俺の事どーおもう?」 こいつッ!! 「言ったじゃん!!」 「もう1回聞きたい。」 ギュッとアズサの腕が私の腰に巻き付く。 密着しすぎだ!