だから、そう言ってんじゃんっ!!! 「いや、いや、いや……」 「ちょい、ちょい、ちょい……」 混乱して、あきらかに変な二人。 「取り敢えず!もうそれは良いよ。」 「「そうだな(ね)」」 少し、疲れが見えるのは気のせいだろうか…? キーンコーンカーンコーン 「あ。」 丁度良いタイミングで、予鈴がなった。 「んじゃ、また聞かせろよ!」 「雪那また後でねっ!」 そう言って、それぞれの席に着く二人。 (うーん…なんて説明しよ…?) 私はそんな事を考えながら、静かに二人の背中を見つめた。