チチッ チッ ピチュッッ チチチッ 小鳥のさえずりが聞こえ不思議に思った私は、ぼっーとする頭を無理矢理起こしてカーテンを開けた。 (…はぁ。もう、朝なのね…) あれから私は結局、眠れずにとうとう朝を迎えた。 「すごく、憂鬱ー…。」 声に出して言ってみても、余計憂鬱な気分になるだけの私の感情は、ドロっとした黒い感情が芽生えた気がした。 (…早く、着替えよ。) …… ………