「冬の雨」 それは、冷たく幻想的な世界を創り上げる。 雨は雪となり、雪は人のもとへと降りそそぎ凶器にも愛にもなる。 「淡い雪」 それは、吹雪になれば強さを増す。 風に乗ってなびきながら威力を強め、凶器と化す。 そして、君も雪の様だった… どこか儚くて消えてゆきそうで… 手のひらにあった雪が消えてゆく様に 君がいつのまにか私から遠ざかりそうで… でも、怯えてばかりじゃ駄目なんだ。 吹雪には勝てない。