☆You☆





そしてまた 今年も 花火大会の季節が
やってきた


悠太と見る
あの丘の上の公園で見る花火

私は ほとんど 花火を見ていない


だって




花火があがっても 悠太は
何度もキスをするから



花火の音は 私の背中で聞こえてる




花火より

花火の光に照らされた あなたの
その優しい顔を 私はずっと見ていたい