☆You☆


制服のまま 悠太と私は
ベッドに 静かに 倒れ込んだ


悠太は 自分のネクタイを外しながら

もう片方の手で 私の髪を触りながら

「尚 愛してる」 そう ささやく




尚 俺の事愛してる?

あなたは いつも私の心を確かめる


貴方が私を求めると

わたしも あなたを求めてしまう


私を抱いているときの悠太の顔は
私を本気で愛してると 言ってくれている


そして私は

悠太に もっともっと

引き込まれていく


ベッドの窓のカーテンのすきまから

夕暮れの光がもれて

悠太の胸の汗が キラキラと
オレンジ色に光っていた