何度も タオルを水で洗って 私の膝を冷やしてくれる悠太を見ながら 「悠ちゃん 私の好きな人ね…」 悠太は 慌てて 立ち上がった 真剣に 緊張した顔で 私の顔を見ながら 悠太は小さく 「うん」 と うなずいた 「私の好きな人は…悠ちゃんだよ」 やっと言えた 悠太を好きだと 私のはじめての告白