いつから、だったかな。 いつから、君を意識し始めたんだったかな。 あぁ、そうだ。あのときだ。 長きに渡る、晴明との戦いが終わった後だ。 甥のリクオを君が半妖の里に連れていったときだ。 様子を見に行った僕は初めて、本当の君を見た気がする。 あのときの君は、まるで我が子のようにリクオを愛おしそうに見ていたね。 それもそうだろう。 だって君の半分は、かつて僕の弟が愛した女性なのだから。 分かっていた。 君の姿は彼女に瓜二つ。 その為に君が、リクオを特別視していたことも、分かっていた。