~10分後…~


私の目の前にはとてつもなくでかい建物。



「…でか」


すごい…



そう思い、門をくぐると私の親友達が待っていた。


「おーい!琉樹亜!遅いぞ〜」
「るーちゃん!早く早く〜」
「るー、おはよ。」
「…おは」


今言った奴らは私の親友達。

最初に言った奴は、私の幼なじみで一番付き合いが長い、伊月鈴唯(いづきれい)。笑うと八重歯があるモテるやつ、性格は女には優しく男には厳しい。


2番目に言った奴は、蒼音凛愛(あのんりな)。
身長が私達の中で一番小さくて150cm。泣き虫で、男嫌い。


3番目に言った奴は、結友萊華夜(ゆうらいかや)。一番しっかり者で、頼りがいのある美人。性格がサバサバしていて、贔屓とか、嫌いな奴。


最後に言った奴は、立花琉羽(たちばなるう)。
いつもはハイテンションだが、朝は弱く、起きてから1時間経つとハイテンションに戻る。美人。



「…おはよ」


そして私、藍沢琉樹亜は、無口&クール。昔いろいろあって、笑えなくなり男嫌いになった。
綺麗系の美人。顔が人形のように整っている。
ある事件のせいで眼帯をつけている。