テレビの前の君と一緒


私は自然と賢人くんの肩を押し返し拒絶していた

そのまま、楓子の家へ全速力で走った

........賢人くんは追いかけてきてくれなかった

私は賢人くんが好き、大好きなのに....なんで拒絶してしまったんだろう....

好きなら受けとめる筈なのに....私、おかしいや

ピーンポーン

「萌恵!?....ちょっと待ってね」

楓子は状況が理解できたみたいね....

ガチャ....

「萌恵....?」