テレビの前の君と一緒


「う、うん」


「そう!なら、良かったわ....」

そう言い、楓子は私に優しい笑みを見せた


「ただいま~♪」

返事がない。誰もいないのかな?お母さん今日休みじゃなかったっけ?賢人くん居るはずだけどな。寝てるのかな?

コンコン

「賢人くん?ただいま。もしかして寝てる?」

すると突然賢人くんが部屋のドアを開けて私の目の前に立った。

....それも、ものすごく悲しげな顔で....

「....あのさちょっと話があるんだけど。」