んー、楓子突然走って帰っていくなんてよほど大事な事だったんだね.... 「萌恵....」 名前を呼ばれて振り返ると楓子がいた。 「楓子!あれ?今日休むんじゃなかったの?」 「うん。そのつもりだったけど....きた」 「そう!良かった。....何があったの?」 「えーと、ちょっとね。」 楓子が困った顔をしたのでそれ以上聞かなかった 「ねぇ....好きな人が突然居なくなるってなったら萌恵って泣く?」 「へ................?」