テレビの前の君と一緒


「うん、いるよ」

「ちょっと聞いて欲しい話があって」

「いいよ。部屋、入って?」

言われるがままに賢人くんの部屋に入った

私は賢人くんの部屋の扉の前に立った

「....好き、です」

「え?」

「私、芸能人だからとか、ファンだからとかじゃなく、賢人くんが...スキです」

「萌恵ちゃ....」

「別に私を好きになってくれなんて言いません!ただ、その私の気持ちを知ってて欲しくて」