「うん、いいよ。」

賢人くんが部屋の扉をあけて出てきてくれた

「あの、友達を紹介したいんだけどいい?」

「うん、もちろん!」

「この子は私の親友の小石楓子ちゃん。この前賢人くんの握手会にも来てたんだよ。」

「あ!覚えてる!萌恵ちゃんと一緒に泣いてた子でしょ?驚いたよ。泣いてた子は萌恵ちゃんと楓子ちゃんしかいなかったよ」

「そーなんだ」

「こ、こ、こ、小石楓子です!よろしくお願いします!」