「良かったね、翔!」


「うん!」

「おにーちゃんだけずるいー!

葵梨もそーゆーの欲しいよー!」


「葵梨はケーキ選んだでしょ?」

「ぶぅーー…」


ぷくぅと頬を膨らませてすね始める葵梨


「お待たせ致しました。

こちらがケーキ二箱とフィギュアです」

「ありがとう。」

賢人くんが代わりにもらってくれて車へ戻った