心の声


エレベーターのドアが開いた

真唯は何だか切なくなった

あの・・

あの・・

あなたはいったい誰なんですか?

真唯はドアが閉まる前に

聞いておきたかった


「私はこの世界をお創りになった

神様と人間をつなぐ・・まあ

「M」エムと申しておきましょう

私も初めてここに来た時は

驚きました

真唯さん、あなたにいのちを

授けてくだった、あなたの

ほんとうの親である神様と

これからもたくさん話を

してください。

世間の人は神様に

お願いばかりしていますが、

神様は心を受け取りたい

だけなんです。

本当は心に良い悪いは

無いのです。

悪いと感じるすべてのことは

イエスさまによって

贖われたのです。

私たちの罪をたったひとりで

購ってくれました。

では、さようなら」

真唯はエレベーターに乗った

そうか、この人は

ここに来た第一号なのね


「M」エムさんは白髪で

とてもやさしい顔をしていた

エレベーターが動き出し

真唯は一階で降りた