心の声


その人が静かに言った

「心の声はこうして

ちゃんと相手に届いているのです

木村さんはみんなから嫌われ

身体中ススだらけでした

自分自身も憂鬱になり

死んでしまいたいと思い

自ら先生に手紙を渡しました

でも、あの日

ひかりに包まれた

木村さんは、その後

真唯さんからもらった

手紙を家で読んで

元気を取り戻しました

ご両親の計らいで転校しましたが

彼女は今でも

真唯さんの手紙を大切に

していますよ

あなたの書いた手紙の文字も

きらきらと光っていましたよ」