「どうぞ、私の手に おつかまりください」 いやよ! 灯りをつけて! 「大丈夫と言ったはずです さあ、おつかまりください」 真唯は 頭の中で もしも、手なんかを差し出したら とんでもないものに さわってしまう気がして 断固、拒否した