「風華に…まだ言ってない言葉…が………」
「なに?
私になに言いたいの??」
と、その時ーーーーー
ピピッピピッピピッーっ!!
音が変わった。
そして、赤いランプが光った。
「え…?
嘘…でしょ?」
「杉瀬さん!!!」
戸惑っていると、看護師さんとお医者さんが来て、すぐ颯斗の処置にかかった。
「お友達は廊下で待っててください。」
看護師さんにそう言われて、私と智花は廊下にいる。
「颯斗、大丈夫だよね?」
「大丈夫に決まってるでしょ!
風華にも、まだ何も言ってないじゃん。」
そうだよね…
私が弱気になっちゃダメだよね。
「颯斗…がんばれ…!!!」
私のくだらない願いはどうでもいいから。
この願いだけはかなってほしい。
そう思った。
