体内からの攻撃。
さすがにこれはビショップといえども防ぎようがないようだ。
殺してから飲み込めばこんな事にはならなかっただろうに、生きたまま飲み込んだのだろう。
だからこそ、こうして明美さんが内部から攻撃を加えて外に出ようとしているのだ。
切り裂かれたビショップの腹。
それが大きく開かれて……中から、誰かが出てきた。
「な、中川?」
見覚えのある大きな身体は、隼人や明美さんではないからそう思ったけど……何かが違う。
ドロドロの液体が全身に纏わり付いていて……その手に持っている明美さんの斧を、切断された細い手が掴んでいるようにも見える。
「こ、これは……酷い」
おっさんが声を上げた。
斧を掴む手に目が行っていた俺は、その意味が分からなかったけれど、視線を中川らしき人物に向けると……おっさんの言葉の意味を理解した。
一歩、また一歩、中川らしき人物が歩くたび、纏わり付いたドロドロと共に皮膚や肉が身体から剥がれるように落下して……一言も発する事なく、床に倒れ込んだのだ。
斧を掴んでいたのは明美さんの腕だったに違いない。
持ち主が握っているから消えなかったその斧で……中川は体内からの脱出を図ったのだ。
さすがにこれはビショップといえども防ぎようがないようだ。
殺してから飲み込めばこんな事にはならなかっただろうに、生きたまま飲み込んだのだろう。
だからこそ、こうして明美さんが内部から攻撃を加えて外に出ようとしているのだ。
切り裂かれたビショップの腹。
それが大きく開かれて……中から、誰かが出てきた。
「な、中川?」
見覚えのある大きな身体は、隼人や明美さんではないからそう思ったけど……何かが違う。
ドロドロの液体が全身に纏わり付いていて……その手に持っている明美さんの斧を、切断された細い手が掴んでいるようにも見える。
「こ、これは……酷い」
おっさんが声を上げた。
斧を掴む手に目が行っていた俺は、その意味が分からなかったけれど、視線を中川らしき人物に向けると……おっさんの言葉の意味を理解した。
一歩、また一歩、中川らしき人物が歩くたび、纏わり付いたドロドロと共に皮膚や肉が身体から剥がれるように落下して……一言も発する事なく、床に倒れ込んだのだ。
斧を掴んでいたのは明美さんの腕だったに違いない。
持ち主が握っているから消えなかったその斧で……中川は体内からの脱出を図ったのだ。



