殺戮都市

そんな思いを胸に、ようやく到着した天井付近。


俺達はここまで辿り着けたけど……あの三人は大丈夫なのか?


次のフロアを前に、俺は階下を覗き込んだ。


すると……。















「フシュルルルルル」


















微かにその音が聞こえた。


いや、音だけじゃない。


中央にある柱を、ビショップがこちらに向かって上って来ていたのだ。


身体を柱に巻き付けて、蛇のように器用に。


「あいつが来てる……三人は……どうなったんだ」


脳裏をよぎる最悪の事態。


ビショップに皆殺されて、俺達をを喰おうと追い掛けて来てるんじゃないかと。


低い可能性で、三人を無視して俺達を追い掛けて来ているとも考えられるけど……。


「戦うか、逃げるか。この位置ならどちらも選択出来る。お嬢さんはどちらを選ぶ?僕はキミ達の意見に従うよ」


「俺は……追い掛けて来ているならここで倒しておくべきだと思います。だってそうでしょ!?ビショップの他に、まだクイーンもいる!こいつを倒せないで、クイーンなんて倒せるはずがない!」


おっさんと俺の言葉に、恵梨香さんは階下の怪物を見て答えを探しているようだった。