殺戮都市

とりあえずその場を解散した俺達。


ナイトを殺してソウルを稼ぐ為に、おっさん達より早く東側に向かって走っていた。


「うわああああっ!た、助けてくれ!」


そんな声が聞こえるたび、声の発生源に近付いて怪物を斬り捨てる。


ナイトではなく、ポーンの時もあったけれど、だからと言って助けを求めている人を見捨てるわけにもいかない。


ソウルが5つ貯まる度、走りながらガチャを引いて強化合成を行う。


少しずつ武器レベルが上がって行って、ナイトを倒すのも随分簡単になった。


この感覚は、初めてポーンが相手にならないと思えた時に似ている。


足を止めずに走り続ける事10分。


どれだけ怪物を倒したか分からないくらい倒して、そろそろバベルの塔付近が騒がしくなり始めた。


「もう誰かが辿り着いたかな。武器レベルは……38か」


40になってくれていれば、強化用武器で一気にレベルMAXになってるっていうのに。


まだ、後2足りない。


それでも、まだそこまで到達する可能性はないわけじゃない。


バベルの塔に向かう途中、そして内部にナイトがいてくれたら、まだ武器レベルが上がる可能性はあるのだから。