殺戮都市

鍔まで刺し込んだ日本刀を、グルリと中で回して……ルークは、その動きを完全に停止した。


力なく地面に横たわり、その姿が俺たちが勝利した事を教えてくれる。


日本刀を引き抜き、本当に倒したのか半信半疑で、まだ構えは解けなかった。


「これは……やったのかな?」


「動かないって事は……多分そうじゃないの?」


おっさんも明美さんも、どうして良いか分からないといった様子で、チラチラとお互いを見ている。


ポーンやナイトが相手じゃない。


巨大で、一人ではとても勝てるはずのなかった怪物。


それを、四人がかりとはいえこうして倒す事が出来たんだから。


「んなもん、こうすりゃ良いんだよ」


そう言うより速いか、隼人が手に持っていた銃で、ルークの脳に二発銃弾を撃ち込んだ。


「まだ生きてたって関係ねえ。これで死んだだろ」


さすがにここまでやって生きてられたら、ルークを倒す方法が分からない。


「まあ……死んだならそれで良いか。早く戻ろう。仲間達がまだ戦ってる」


そうだ、俺が呼んだから、皆はここに駆け付けてくれたんだ。


当然それまでは他の怪物達と戦っていて、それを仲間に任せて来てくれたんだ。