殺戮都市

拳銃の隼人、槍のおっさん、斧の明美さん、そして日本刀の俺。


星5レアの人間が四人も揃った。


これでルークを圧倒出来なければ、バベルの塔を攻略するなんて不可能に違いない。


「転がっている今がチャンスだ、強固な装甲は無視して、頭部だけに狙いを定めよう」



「おいおい、それが出来るなら苦労しないぜ、おっさんよ。俺の銃弾をまともに受けて、片目を潰すのがやっとなんだぜ?」


「あんたの武器がショボいんじゃないの?一撃で仕留められなきゃ、どんな武器を持っていても意味がないでしょ」


三人が口々に自分の考えを話し始める。


武器から手を放して、しばらく経って手元に戻る初期設定にしていたのだろう。


明美さんはいつの間にか斧を肩に担いで話をしていた。


「頭を狙うって言ってもよ、腕が邪魔で届かねえんだよ。あれをどうにかしないと勝てねえぜ。逃げるなら今でも出来そうだがな」


隼人がそう言って、俺は首を横に振った。


「ダメだ、今ここでこいつを倒さないと被害が広がる。それに……腕くらいならどうにかなるかもしれない」


もちろん、それだけではルークの脅威は止まらないし、殺す事は出来ないけど……腕さえなければ、頭部に攻撃が届くはずだ。