殺戮都市

コツンと銃身で俺の頭部を突き、呟いた隼人。


思わずビクッと身をすくめてしまう。


「危ないな、銃を向けるなよ」


「へっ、悪いな。俺はこういう性分なんだよ」


チラリと銃に視線を向け、ルークに視線を戻す。


腰を軽く落とし、相手の攻撃に反応出来るように。


「俺とお前じゃ、頭を狙うしかねぇ!行けっ!」


ドンッと俺の肩を押し、走れと合図をする。


その次の瞬間、ルークが飛び掛かるように俺達の方に倒れ込んで来たのだ。


距離を取っていたから、怒りに任せて襲い掛かったのか分からないけれど……隼人が押してくれて助かった。


ズシンと、地面を叩き付けるような一撃。


その衝撃と風圧が、余裕を持って避けた俺を後ろから襲う。


何かが破裂したかと思うような圧力を背中に感じ、転びそうになりながらも何とか振り返って日本刀を構えた。


だが、ルークの腕はそんな俺をあざ笑うかのように地面を擦りながら迫って来て……。


慌てて日本刀でガードしたものの、その指先が俺を弾き、不恰好に地面に転がる事になってしまったのだ。


「いっ……てぇ。無茶苦茶じゃないか」


まるで駄々をこねる子供みたいな攻撃だけど、近付く事すら出来ない。