殺戮都市

レベル100……。


つまり、倍の強化武器を使うのは、レベルが50に到達してからって事か。


だけど、今持っているソウルでガチャを回したところで、そこまで行けるかどうか分からない。


いや、現実的に考えて無理だろう。


「ほらほら、時間はもうありませんよ。さっさとガチャをして、ショボい武器を合成したらどうですか?」


「い、今やろうと思ってた所だよ!」


どうも木部といると調子が狂うな。


俺がやろうとしている事を先先言って、見透かしたようにバカにする。


そんな木部の視線の中、俺は通常ガチャを引いた。


ソウルが無くなるギリギリまで。


せっかくプレゼントでソウルを貰ったばかりだってのに、あっという間にそれはなくなって……。













結果、ガチャで手に入ったのは全て星3レアで。


溜め息を吐く俺の横で、木部はクスクスと笑っていた。


それらを全部合成して……到達したレベルは30。


強化武器を全部使っても、最高レベルにはまだ20も届かないのだ。


「仕方ありませんね。バベルの塔に向かう時に、ナイトがいたら率先して殺すしかないでしょう。そうやってソウルを稼いで、戦いながらガチャをしてください」