殺戮都市

またハズレが来るだろうと、諦めて手を突っ込んだ渦の中。


握って引き抜いたそれが……今までになく輝きを放ち、姿を現わす。


「な、何!?これでも運を引き寄せるのか!?」


木部が驚きながら俺に駆け寄り、渦から現れる武器をジッと見詰める。


まさか……俺は星5レアの武器だけじゃなく、大当たりまで引き当ててしまうのか!?


そんな、優越感にも似た感情を抱きつつ、思い切り引き抜くと。













俺の手には、金色に輝く短剣が。














間違いない……これは大当たりだ!!


「……『当たり』ですね。まあ、キミの武器がレベル40になっていれば、今手に入れた強化武器を使って一気にレベルMAXです。おめでとう」


チッという舌打ち混じりに木部がそう言った。


なんだ、大当たりじゃないのか。


期待しただけに、少しがっかりしたけど、これでも十分だ。


今、日本刀のレベルが27で、ここから10上げて、さらに倍したら……70超えるじゃないか。


凄い。


こんな裏技みたいな事が出来るのか。


最高レベルがいくつか知らないけど、一気に到達してしまうかもしれないぞ。