殺戮都市

……誰がどう見ても、ハズレ臭が漂っている。


当たりならもっとこう……キラキラ光り輝いていそうなもんだけど。


「フッ。やはりハズレですね。無理もない。公式の発表で99%って言ってましたからね。まあ、レベルが上がるだけでもラッキーだと思ってください」


クスクスと笑って……俺がハズレを引くのがそんなに楽しいかよ。


ハズレ以外は1%しかないんだろう?


だったら、殆どのやつがハズレじゃないか。


バカにしたような笑みを浮かべる木部にイラつきながらも、俺は次のガチャを引く事にした。














結果は……ハズレ。













あと一回しか出来ないのに、どうにも当たるような気配が全くないぞ、これ。


木部も俺がガッカリする顔を見て楽しんでるみたいだし。


最後のチケット……これで大当たりが出る事を祈って。


1%の中の、どれくらいの割合を大当たりが占めているか分からないけど、俺は最後のチケットを使った。


しかし、端末から現れたのは黒い渦で……普通のガチャなら、レアリティが高い武器が出る時には変わったエフェクトがあったから、これには手を入れる前からガッカリしていた。