殺戮都市

「キミは準備をしなくても良いんですか?俺の部下を先程殺して、ソウルが増えたでしょう。武器の強化はしなくても良いんですか?」


皮肉なのか、それともアドバイスをしてくれているだけなのか分からないような言葉を投げ掛ける木部に、俺も視線を向けた。


背中を見せていても襲ってくる気配がない。


本当にこいつは俺を殺すのを諦めたのか?


警戒しつつも端末を取り出して、ソウルの数を確認してみると……22個。


ガチャが4回は出来るけど……それをしてしまえば残りは2個か。


「……一ヶ月間、目覚めなかったんでしょう?良い事を教えてあげますよ。画面左下にあるプレゼントボックスを開いてみてください」


プレゼントボックス?


そう言えば、今気付いたけど、画面のレイアウトが少し変わってる。


俺が死ぬ前はこんなアイコンはなかったのに……色々変化があったんだな。


言われた通りにプレゼントボックスを開いてみると……中には、二つのプレゼントが。


「10万人突破記念、ソウル10個プレゼント!」


「武器強化キャンペーン!強化専用武器プレゼント!」


こうして見ると、本当にゲームみたいなんだよな。