そしてさらに時間が経ち、肩の傷が完全に塞がった。
やはり自軍にいる時の高速回復は治りが早い。
「お、怪我が治ったみたいだな。もう行っちまうのか?」
「え?ああ、いつまでも休んでるわけには行かないし、早く仲間と合流したいしね」
北軍までの道のりはまだまだ遠い。
この人達は良い人達だったけど、次に会うやつらがそうとは限らないんだよな。
「また屋上を移動するなら、良い事を教えてやる。このビル群の中で一番高いビルがあるんだけどよ」
そう言って隼人が指差した先。
背の高いビルに阻まれて、その姿は確認できないけど、ここに来るまでに一際高いビルは見えた。
おそらくそれの事なのだろう。
「この街のキングはそこにある。だけど気を付けろ。屋上からそのビルに近付こうものなら、問答無用で殺されるぞ。出来るだけ道路を歩け。手首の色が見えるように、頭上に掲げてな」
「そうそう、もしも防衛線に引っかかりでもしたら、あっと言う間に蜂の巣にされるからね。いくら真治が強くても、道路を歩きなよ?」
……なんだか、自軍だと言うのに安心出来ないな。
まあ、それくらいじゃなきゃ、キングの防衛なんて出来ないのだろうけれど。
やはり自軍にいる時の高速回復は治りが早い。
「お、怪我が治ったみたいだな。もう行っちまうのか?」
「え?ああ、いつまでも休んでるわけには行かないし、早く仲間と合流したいしね」
北軍までの道のりはまだまだ遠い。
この人達は良い人達だったけど、次に会うやつらがそうとは限らないんだよな。
「また屋上を移動するなら、良い事を教えてやる。このビル群の中で一番高いビルがあるんだけどよ」
そう言って隼人が指差した先。
背の高いビルに阻まれて、その姿は確認できないけど、ここに来るまでに一際高いビルは見えた。
おそらくそれの事なのだろう。
「この街のキングはそこにある。だけど気を付けろ。屋上からそのビルに近付こうものなら、問答無用で殺されるぞ。出来るだけ道路を歩け。手首の色が見えるように、頭上に掲げてな」
「そうそう、もしも防衛線に引っかかりでもしたら、あっと言う間に蜂の巣にされるからね。いくら真治が強くても、道路を歩きなよ?」
……なんだか、自軍だと言うのに安心出来ないな。
まあ、それくらいじゃなきゃ、キングの防衛なんて出来ないのだろうけれど。



