殺戮都市

それから5分。


一度も日本刀が動く気配もなく、西軍の第一波は全滅。


総勢50人はいただろうか?


だけど、俺達三人とまともに戦えるようなやつは一人もいなかった。


「てんで歯ごたえがねえな。波も途切れた事だし、俺達も移動するぞ」


中川に言われ、その場を後にした俺達。


西軍の人間の誰かが、学校に行くとか言っていたな。


無駄とも思えるくらいに光を放っている場所に学校があって、そこに松田が……キングが存在しているのだろか?


「松田がいるのは学校なんですか?なんか、超高層ビルの最上階にいるってイメージがあったんですけど」


「ああ、そうだ。言ってなかったか?あいつは学校の校長室で踏ん反り返っているはずだ」


そのイメージは変わらないけど、キングが学校にあるのだとしたら、松田がそこにいると言う理由も分かる。


「少年はどうなんだ?妖刀の力を引き出す感覚は掴めたのか?」


それを言われると辛い。


「いえ……これと言って特にそんな感覚はないです」


「仕方ねぇ。とりあえず今は、ガチャで武器を強化するしか方法はないわな。移動しながらガチャをしとけよ」