殺戮都市

「単純よねぇ。戦いは人の数じゃなくて個人の強さで決まるのに。誰もいなくなったから、行けるとでも思ったわけぇ?」


筋肉質の身体をくねらせて、大柄なオカマが続いて口を開いた。


「大山田さん、僕が話してるんですよ?少し黙っていてください」


「もう!大山田なんて呼ばないで!シェリーって呼んで!」


「……黙っていてください、シェリー」


何なんだこいつらは……。


大柄のオカマのおっさんがシェリーとか、どうでも良いけど、なんかバラバラな集団に思える。


二人の男女はまだ口論してるし、丁寧なメガネとオカマ。


「こいつら、全員星4レアだ。鉄鞭の井沢、皮の鞭の浦瀬、脇差の木部に、手斧の大山田……まさかここでこいつらに出会うなんてな」


さ、流石は恵梨香さん。


誰がどんな武器を持っているかを説明してくれた。


「あらあら、そういうあなたは松田さんの元カノの北条さんじゃないの。今更松田さんに何の用なわけ?裏切り者の中川ちゃんと一緒にいるなんてさ」


「おい!黙れって言っただろ!何がシェリーだ!テメェの名前は大山田裕次郎だろうがよ!!」


勝手に話し始めた大山田に、木部がついにキレた。