戦闘が終わり、俺達は再び地下へと戻った。
畳の部屋で、これからの事を話す為に。
「北条のトンファーはレベル50程、まだMAXじゃないにしても、俺達の武器に迫る強さだ。ここまでは分かるな?」
俺が理解出来てないとでも思っているのか、中川が俺を見てそう言う。
「分かりますよ。星5レアだからって、強化をしなければ勝てない可能性があるって事ですよね」
「そうだな、そしてこの事に松田が気付いてないわけがない。今頃必死にガチャをしてるんじゃないか?」
まだ気付いていないと思いたいけど、もしもそうなら、襲われたら大変な事になる。
星4レア相手にだって勝てないという事態が発生するかもしれないのだ。
「北軍は、軍隊のようなものだ。一番上に達也がいて、その下に星4レアが6人、さらにその下に星3レアがいる。東軍や南軍とは違って、統率の取れた強固な軍だ。さっき言ったとは思うが」
話を聞いていて、それは感じた。
南軍や東軍は、小さなグループがいくつもあって、自分達の好きなようにしているという印象が強かったけど、ここは違う。
一人の為に、皆が働いている……あるで、蟻か蜂のようなものなのだ。
畳の部屋で、これからの事を話す為に。
「北条のトンファーはレベル50程、まだMAXじゃないにしても、俺達の武器に迫る強さだ。ここまでは分かるな?」
俺が理解出来てないとでも思っているのか、中川が俺を見てそう言う。
「分かりますよ。星5レアだからって、強化をしなければ勝てない可能性があるって事ですよね」
「そうだな、そしてこの事に松田が気付いてないわけがない。今頃必死にガチャをしてるんじゃないか?」
まだ気付いていないと思いたいけど、もしもそうなら、襲われたら大変な事になる。
星4レア相手にだって勝てないという事態が発生するかもしれないのだ。
「北軍は、軍隊のようなものだ。一番上に達也がいて、その下に星4レアが6人、さらにその下に星3レアがいる。東軍や南軍とは違って、統率の取れた強固な軍だ。さっき言ったとは思うが」
話を聞いていて、それは感じた。
南軍や東軍は、小さなグループがいくつもあって、自分達の好きなようにしているという印象が強かったけど、ここは違う。
一人の為に、皆が働いている……あるで、蟻か蜂のようなものなのだ。



