殺戮都市

俺達の目の前で、二つの武器が光を放ち、ゆっくりと重なって行く。


手斧が、トンファーに吸い込まれるように消え……。


さらに眩しく光を放ち、姿を見せたのは、見た目は前と同じトンファーだった。


「……外見は前と同じですね。何も変わってないように見えますけど」


率直な感想を言ってみたけど、恵梨香さんがトンファーを手に取って、それを確かめるように握り締めると、俺に首を横に振って見せたのだ。


「何かが根本的に違う気がする。こいつが目を覚ました……上手くは言えないけど、そんな感じかな」


戦ってみないとハッキリ答えは出ないと言う事か。


それなのに恵梨香さんはなんだか嬉しそうで、使う武器をいくつかに絞って、進化させていた。


同じレアリティの武器を使う進化……。


きっと強くなるのは間違いないだろう。


強くなるのなら、俺の日本刀も強化をしたいところではあるけど、星5レアだ。


入手する事自体が大変だから、現実的ではないな。


そんな事を考えながら、恵梨香さんの武器の進化、強化を見ていた。


そしてしばらく時間が経って、恵梨香さんの武器は実戦で試すだけという状態になっていた。