殺戮都市

渦の色が……金色と銀色、交互に色を変える。


俺が最初に引いた時に言われた、「超激レア確定」ではないけれど、かなり期待出来るんじゃないか!?


その渦の色に驚き、中川も身体を起こしてそれを見詰める。


「え、恵梨香さん、来ましたよ!これは……期待出来るんじゃないですか!?」


「あ、あまり言うな!これで星5レアじゃなかったら……」


恐る恐る渦の中に手を入れた恵梨香さん。


そして、ゆっくりとそれを引き抜くと……手には銃が握られていたのだ。


き、来た!!


星5レアの拳銃!!


と、一瞬喜んだけど……その銃は、恵梨香さんの手に収まるほど小さくて、なんだか頼りなく思えた。


「……違う、これは星4レアだ」


端末から出る音声を切っているからか、レアリティを教えてはくれない。


ジッと武器を見た中川がそう言い、恵梨香さんはガックリと肩を落とした。


「まあ良い……デリンジャーとはいえ、銃である事は間違いないからな。もう止めても良いか?これ以上良いのは出そうにないんだが」


デリンジャー……弾丸は一発だけ。


これもきっと、自動装填されるのだろう。