殺戮都市

「強くなったと言う事は、そいつが努力したんだろう。レベルが上がっていない武器と、レベルが高い武器では性能に差がありすぎるからな」


「確かにそれはあるかもしれないけどな、何か違うんだよ。北条、お前端末を確認してみろ。公表されてないシステムが追加されてるかもしれない」


中川に促されるままに端末を取り出した恵梨香さん。


いつもなら「馬鹿馬鹿しい」とか言いそうなもんだけど、戦力外通告を受けたのが悔しかったのか、素直に端末を確認する。


「……やはり何も変わった所はないな。強くなったのは、そいつが努力した結果だったと言う事だ。今の私では、これ以上強くはなれない」


いつになく弱気な恵梨香さんに、俺は何て声を掛ければ良いのだろう。


何を言っても、伸び悩んでいる恵梨香さんにとっては、俺の言葉は哀れみと取られるかもしれない。


「あ、あ……そ、そうだ。恵梨香さんはどれくらいソウルを持っているんですか?ソウルに余裕があるなら、まだ拳銃は残ってるわけですから、それを狙ってみるのも良いんじゃないですか?」


良い方法が思い付かなくて、ガチャを提案してみたけど、それくらいしか急激に強くなる方法が分からないのだ。