殺戮都市

星3レア、星4レアが相手なら、十分な戦力になる恵梨香さんも、星5レアとの戦いとなると足手まといでしかない。


今まで心の支えであった恵梨香さんが、ここに来て完全に否定されたみたいで、俺の心がざわつく。


「そう……かもしれないな。だが、だからと言って待っている事なんて出来ない。星4レアでも戦える方法はあるはずだ」


武器のレベルをMAXにした斎藤。


その斎藤をも、俺の日本刀は容易に斬り捨てている。


どうあっても、戦える方法があるとは思えないんだけど。


「そう言えば……この前のバージョンアップあっただろ?」


恵梨香さんの想いを聞いて、考え込むような表情を浮かべていた中川が、身体を起こして俺達を指差した。


高速回復を始めて10分程度……どう言うわけか腹部の傷は綺麗に治っていたのだ。


「その後、星3レアのやつらの中に、とんでもなく強くなっていたやつがいたんだ。端末を確認しても良く分からないんだけどよ」


この前のバージョンアップでは、新武器追加があったな。


拳銃なんて反則だろうと思いながらも、もしかしたら手に入れられるかもしれないと期待したな。