殺戮都市

だけど、理沙は俺の期待していた言葉を言ってくれなかった。


「……嘘ばっかり。私を探してたなら、どうしてこんな所にいるのよ。捕まった女の人を助けに来たんじゃないの?良いじゃない、私じゃなくてもあんな綺麗な人がいるんだったら」


冷たい笑みを浮かべて、俺を突き放すような言い方を続ける。


会いたいと願っていたのに……こんな形で会うなんて。


俺はどうすれば良いんだ。


「そんなんじゃない……俺と恵梨香さんはそんな関係じゃない!」


「嘘ばっかり!男なんてね、女と見れば誰だって襲うじゃない!真治だってずっとやらせてくれって言ってたでしょ!?それなのにそんな言葉は信じられない!私がどれだけの男にレイプされたか知らないくせに!」












その言葉を聞いた瞬間、俺の身体から力が抜けるのを感じた。


サーッと血の気が引くというのだろうか。


理沙に掛ける言葉も見付からずに、頭の中に言いたい言葉だけがグルグルと回る。


どれだけの男にやられたんだ?


理沙を守ってくれる人はいなかったのか?


どうしてあの時一緒に来なかったんだ……。


「来るのが遅いよ……」