殺戮都市

デパートに近付くと、その数人の男達は俺に気付いたようで。


次々と立ち上がり、武器を構えたのだ。


「ここで待ってたら会えると思ったぜ!」


「こんなガキ一人殺して女ゲットとか、楽勝過ぎじゃね?」


またこの類のやつらか。


俺は別に人を殺したいわけじゃないんだよ。


それなのに、向こうからやって来るから結果殺してしまう。


日本刀を握り締め、男達に切っ先を向ける。


「死にたくなかったら道を開けろ。俺が用があるのは葉山だけだ」


俺がそう言うと、男達はププッと吹き出して笑い始めたのだ。


「お前、本気で言ってんの?葉山さんに手も足も出なかった動画が流れてるの知らねえの?」


「あれはないわー。俺だってかすり傷くらいは付けられるね、絶対に」


好きな事を言って……葉山がそんなに弱いわけがないだろう。


わけの分からない怒りが湧いて来て、俺は男達を睨み付けた。


「お?何なの何なの?その目は。怖いねー」


俺を馬鹿にしたように近づいて来る男。


その男がスッと手を俺に伸ばした時……。















俺は力の限り、三度日本刀を振った。