殺戮都市

これだけソウルがあれば、もしかしたら星5レアの拳銃が出るかもしれない。


そうなれば、葉山にだって勝てるかもしてないのだ。


「真治!星5だよ、星5!」


優に急かされて数分。


ガチャをしまくった俺が手にしたのは……全部星3レアの武器。


ソウル55個分、実に11回のガチャが見事に外れて、あと1回やるかどうかという選択を迫られていた。


「もしかしてさ、一番最初に星5レアを引いて、運を使い果たしたんじゃないの?だったらもうこれ以上やらない方が……」


あれだけ人を煽っておいて、出ないと分かるとこれか。


確かにもったいないかもしれないけど、武器の強化が必要なんだからと、自分で自分を慰める。


「大丈夫だよ。お兄ちゃんなら絶対に大丈夫!」


「ハハ……ありがとう」


亜美に引きつった笑顔を向けて、ソウルが8個あれば大丈夫だろうと、最後の一回のガチャにトライする事にした。


アプリのゲームだと、後一回くらい……と調子に乗って、母さんに携帯代が高いって怒られてたけど、命が懸かってるんだからそういうわけにもいかない。


そして、ガチャる!を押した時……。


俺の目の前に、金、銀、白と変化する、変わった色の光の渦が現れたのだ。